プロジェクト

はじめに ご挨拶

初めまして、「森の巨人プロジェクト」を立ち上げた馬場秀司と申します。
森と川を使ったアウトドア体験の運営会社ゴーゴーアドベンチャーの代表をしています。
扱っているサービスはずばり「楽しさ」。地域にある環境資源を利用して「ワクワクをすべての人に」という理念もとに活動しています。
gogo-adventure経営理念

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトでは、現在2体の森の巨人が完成しているので3体目を作るための建設費をご支援いただきたい(2023年10月目標額達成受付終了いたしました。)と思っています。森の巨人3号は徳島県三好市、または愛媛県西条市を候補地(共に自社で管理している山林)にしています。

また、クラウドファンディングを通してプロジェクトを多くの方に知ってもらい、4号巨人以降の製作地を「全国から広く公募」いたします。お問合せお待ちしております。

見た人の心を潤す木の力強さや大きさ、揺れる木々や森を抜ける風といった自然の美しさを再認識して頂くことで、荒れた放置林や温暖化など環境が抱える課題にも目を向けるきっかけになるプロジェクトにしたいと思っています。

一緒に作り上げる楽しみ
さらにこのプロジェクトには「共創」というコンセプトもあり、ワークショップの参加者として私達と一緒に作品を作っていただける方も募集致します。その他お子様にも簡単に作れる木工体験や、ロープを使った本格的な木登り技術の講習を受けながら共に作品作りができる方も大募集しております。

活動を継続していくことで森の在り方や必要性を考える視点が定着していけば最高に嬉しいです

プロジェクトの背景

私が住む地域には沢山の放置された森林があります。日々それらを見ていて「暗い森のままにしておくのはもったいないなぁ」「治水にも悪いしなんとかしたいな」と思っていました。

整備前の森

そこで2017年に環境に与えるインパクトを考慮されてつくられる、森の木立を利用した自然共生型のアドベンチャーパークをつくりました。
荒れた自然環境でも適切に手を加えることにより、沢山の人が訪れる森に再生させることも可能です。

適切に間伐を行い生まれ変わった森林

訪れた方にもっと喜んで、もっと感動して帰っていただくにはどうしたらいいんだろう?と考え続けていて思いついたのが「森の巨人」でした。着想を得たのは、デンマークの環境保護の活動家トーマス・ダンボ氏の作品を目にしたのがきっかけです。

しかしオブジェを単純につくるのではなく、私たちが持っているツリーハウス建築やロープワークを使った樹上作業技術を駆使して、森林組合や製材所などが連携すれば「もっと面白い」「世界に例のない」「巨大で」「安全に乗り込める」ものがつくれると考えました。

もう一つの裏ミッションとして

発起人の馬場は2018年に全身の筋力が徐々になくなっていく難病ALSに罹患していて四肢の麻痺に加えて現在は発話も難しくなり視線入力でパソコンを操作して意思の伝達を行っています。

重度のの障害者が発起人でプロジェクトリーダーであることから、重い障害があっても前向きに人生を楽しみ、夢を追って自己実現や社会参加していけるんだということも全国の障害をお持ちの方などにメッセージとして発信できればいいなと思います。

障害者の自立生活センターの仲間と一緒に

これまでの活動

・2008年 空き家古民家をリノベーションしてゲストハウス「モモンガビレッジ」をオープン
・2011年 アウトドアツアーの企画運営会社 「(株)ゴーゴーアドベンチャー」を設立
・2017年 森の木立を利用したアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー祖谷」をオープン
・2017年 二店舗目の空き家再生で「YOKIゲストハウス」をオープン
・2020年 「フォレストアドベンチャー西条」をオープン
・2021年 森の中の木に吊るす「空中ウッドデッキ」を製作
・2022年 「森の巨人1号15m級」を徳島県三好市の山林に建築
・2023年 「森の巨人2号10m級」を愛媛県西条市の山林に建築
・2023年 障害者の自立支援センター「CIL星空ワオ・アドベンチャー」設立
・2023年 「森の巨人1号改15m級」を徳島県三好市の山林に建築

最後に

沢山の人に喜んでいただけるロマンの結晶のような「森の巨人」の制作には多くの方のご協力が必要不可欠です。
プロジェクトを10年後に振り返った時、「ああ、この森の巨人は俺(私)が作ったんだよ。」と一緒に喜びあえる仲間を募集します。

是非「森の巨人プロジェクト」のオーナーとなって活動を支えていただければ嬉しいです。
現場で皆様とお会いできる日を楽しみにしております。